アドラー心理学 『人生に革命が起こる100の言葉』 より (毎日更新)
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:課題の分離 (2023.03.03)
陰口を言われても、嫌われても、
あなたが気にすることはない。
「相手があなたをどう感じるか」は
相手の課題なのだから。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:課題の分離 (2023.03.02)
それが「あなたの課題」ならば、
たとえ親に反対されても従う必要はない。
自分の課題に(他人に)足を踏み込ませてはいけないのだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:課題の分離 (2023.03.01)
あなたが悩んでいる問題は、
本当に「あなたの問題」だろうか?
その問題を放置した場合に困るのは誰かを
冷静に考えてみることだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:行動には必ず目的がある (2023.02.28)
行動に問題があるにしても
その背後にある動機や目的は
必ずや「善」である。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:「今ここ」に意識を集中させよう (2023.02.27)
楽観的であれ。
過去を悔やむのではなく、
未来を不安視するのでもなく、
今現在の「ここ」だけを見るのだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:過保護は愛情ではない (2023.02.26)
甘やかすと相手の勇気を奪ってしまう。
手助けしたり、ちやほやしたりするのではなく、
独り立ちの練習をさせよ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:失敗は失敗ではない (2023.02.25)
「まだ無理だ」と思っても、やらせてみる。
失敗しても「今度はうまくできるはず」と
声をかけることが大切なのだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:共感的理解 (2023.02.24)
大切なことは「共感」することだ。
「共感」とは、相手の目で見、相手の耳で聞き、
相手の心で感じることである。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:リフレーミング (2023.02.23)
「暗い」のではなく、「優しい」のだ。
「のろま」ではなく「ていねい」なのだ。
「失敗ばかり」ではなく
「たくさんのチャレンジをしている」のだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:95%に着目しよう! (2023.02.22)
人の行動の95%は正しい行動である。
しかし私たちは、「当たり前だから」と
それを無視してしまう。
わずか5%しかない
負の行動に着目してはならない。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:原因の指摘 = 勇気を奪う行為 (2023.02.21)
人の心理は物理学とは違う。
問題の原因を指摘しても、勇気を奪うだけ。
解決法と可能性に集中すべきだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:支援 = 相手に勇気を与えること (2023.02.20)
失敗や未熟さを指摘してはいけない。
できないからといって取り上げてもいけない。
相手の勇気を奪ってしまうからだ。
自ら困難を克服する機会を奪ってしまうのだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:ほめる = 相手を見下す (2023.02.19)
ほめてはいけない。
ほめることは「あなたは私よりも下の存在だ」
「どうせあなたにはできっこない」と
相手に伝えることに等しいからだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:他者評価の奴隷になるな! (2023.02.18)
他者の評価に左右されてはならない。
ありのままの自分を受け止め、
不完全さを認める勇気を持つことだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:貢献感 ⇒ 共同体意識 (2023.02.17)
人は「貢献感」を感じ、
「自分には価値がある」と思える時だけ
勇気を持つことができる。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:勇気 = 困難を乗り越える力 (2023.02.16)
「勇気」とは、困難を克服する活力のこと。
勇気のない人が困難に出会うと、
人生のダークサイドへと落ちて行ってしまうであろう。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:貢献感は自己満足でいい (2023.02.15)
「自分は役立っている」と実感するのに、
相手から感謝されることや、
褒められることは不要である。
貢献感は「自己満足」でいいのだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:「信用」と「信頼」とは違う (2023.02.14)
「信用」するのではなく「信頼」するのだ。
「信頼」とは裏付けもなく相手を信じること。
裏切られる可能性があっても相手を信じるのだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:完全、完璧な人間などいない (2023.02.13)
自分の不完全さを認め、受け入れなさい。
相手の不完全さを認め、許しなさい。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:自分と他人は別の人間 (2023.02.12)
自分と違う意見を述べる人は
あなたを批判したいのではない。
違いは当然であり、だからこそ意味があるのだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:人生の意味を考える (2023.02.11)
苦しみから抜け出す方法はたった一つ。
他の人を喜ばせることだ。
「自分に何ができるか」を考え、それを実行すればよい。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:ほめることも叱ることも本質は同じ (2023.02.10)
「よくできたね」とほめるのではない。
「ありがとう。助かったよ」と感謝を伝えるのだ。
感謝される喜びを体験すれば、
自ら進んで貢献を繰り返すだろう。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:課題の分離(自他の区別) (2023.02.09)
相手の権利に土足で踏み込んではならない。
権利を尊重し、自分で決めさせるようにすれば、
人は、自分を信じ、他人を信じるようになるだろう。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:行動しなければ、成功も失敗もない。 (2023.02.08)
「仕事で敗北しませんでした。
働かなかったからです」
「人間関係で失敗しませんでした。
人の輪に入らなかったからです」
―この人の人生は完璧で、そして最悪だった。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:他者貢献 (2023.02.07)
人は居場所がないと感じると、
精神を病んだり、アルコールに溺れたりする。
他者に貢献することで居場所を確保すればよい。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:共同体感覚 (2023.02.06)
自分のことばかり考えてはいないだろうか?
奪う人、支配する人、逃げる人、
これらの人は幸せになることはできないだろう。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:共同体感覚 (2023.02.05)
「他者は私を援助してくれる」
「私は他者に貢献できる」
「私は仲間の一員である」
この感覚が全ての困難からあなたを解放するであろう。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:承認欲求の奴隷になってはいけない! (2023.02.04)
誰かが始めなくてはならない。
見返りが一切なくても、誰も認めてくれなくても、
「あなたから」始めるのだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:共同体感覚 (2023.02.03)
自分だけでなく、仲間の利益を大切にすること。
受け取るよりも多く、相手に与えること。
幸福になる唯一の道である。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:過保護は自立を奪う (2023.02.02)
「この子は言葉を覚えるのが遅いので・・・」
と母親が子どもの通訳を買って出る。
すると子どもは、自分で話す必要がなくなり、
本当に言葉が遅くなるであろう。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:行動の結果を体感させることが重要 (2023.02.01)
罰を与えるのではない。
結末を体験させるのだ。
子どもが食事の時間になっても帰って来なければ、
一切叱らずに食事を出さなければよい。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:決して失敗しない方法は、何もしないこと! (2023.01.31)
人は失敗を通じてしか学ばない。
失敗を経験させ、
自ら「変わろう」と決断するのを見守るのだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:あなたがしているその比較、何か意味ありますか? (2023.01.30)
他人と比較してはいけない。
ほんのわずかでも出来ている部分を見つけ、
それに気づかせることが重要だ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:問題行動は無視するに限る (2023.01.29)
問題行動に注目すると、
人はその行動を繰り返す。
叱ることは、悪い習慣を身につけさせる
最高のトレーニングなのだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:信頼できる人間関係の構築 (2023.01.28)
間違いをわからせるには、
親しみのある話し合いをすればよい。
大切なのは、それができる信頼関係を築くことだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:<根本的な解決> = <親しみのある話し合い> (2023.01.27)
叱ると一時的には効果がある。
しかし、本質的な解決にはならない。
むしろ、相手は活力を奪われ、
ますます言うことを聞かなくなるだろう。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:賞罰教育の弊害 (2023.01.26)
叱られたり、褒められたりして育った人は、
叱られたり、褒められたりしないと行動をしなくなる。
そして評価してくれない相手を
敵だと思うようになるのだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:レッテル貼りは、子どもの生き方に影響を与える (2023.01.25)
子どもは親が貼ったレッテル、
たとえば「しっかりした子」「甘えん坊」
「おてんば」「恥ずかしがり屋」などに対して
過剰に応えようと努力する。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:全面服従か全面反抗?(二分割思考) (2023.01.24)
子どもは両親が持っている価値観を
無視することができない。
全面服従して受け入れるか、全面反抗するのだ。
警察官の子どもなのに
非行に走ることがあるのは、それが理由である。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:<子どもにとっての家族>=<全世界> (2023.01.23)
子どもにとって家族は「世界」そのものであり、
親から愛されなければ生きてはいけない。
そのための命がけの戦略が、
そのまま性格形成につながるのだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:愛の課題(恋愛関係、夫婦関係) (2023.01.22)
「愛の課題」とは、
異性との付き合いや夫婦関係のことである。
人生で一番困難な課題であるがゆえに、
解決できれば深い安らぎが訪れるであろう。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:勤勉も度が過ぎると危険です!(依存症) (2023.01.21)
交友や愛の課題における失敗から逃げるために、
必要以上に仕事に熱中する人がいる。
そういう人は、週末の休日さえも恐れるのだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:課題の分離(自他の区別) (2023.01.20)
あなたのために他者がいるわけではない。
「〇〇してくれない」という悩みは、
自分のことしか考えていない何よりの証拠である。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:人生の3つの課題 (2023.01.19)
人生には3つの課題がある。
1つ目は、「仕事の課題」
2つ目は、「交友の課題」
3つ目は、「愛の課題」である。
そして後になるほど解決は難しくなる。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:表面的な問題に惑わされてはいけない (2023.01.18)
「最近ウツっぽいんです」
「忙しくて休みが取れないんです」
一見、内面の悩みに見える言葉も、
実は全て対人関係の問題に起因している。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:対人関係で悩まない人はいない (2023.01.17)
全ての悩みは、対人関係の課題である。
仙人のような世捨て人でさえも、
実は他人の目を気にしているのだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:まずは「性格を変えよう」と決心することが肝要 (2023.01.16)
自ら変わりたいと思い努力すれば、
ライフスタイル(性格・行動様式)を変えることは十分に可能だ。
性格は死ぬ1~2日前まで変えられる。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:感情の利用 (2023.01.15)
「怒りっぽい性格の人」など存在しない。
「怒りという感情を頻繁に使う人」がいるだけだ。
生まれ変わる必要はない。
感情の使い方を変えればいいだけなのだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:あなたもOK、私もOK! (2023.01.14)
幸福な人生を歩む人のライフスタイル(性格・行動様式)は
必ずコモンセンス(Win-Winとなるような価値観)と一致している。
歪んだ私的理論に基づくライフスタイルでは、
幸せになることはできないであろう。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:人生は、自分の意思により自己選択できる (2023.01.13)
ガミガミと叱られた者が
暗い性格になるとは限らない。
親の考えを受け入れるか、親を反面教師にするかは、
「自分の意思」で決めることができるからだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:性格はいつからでも変えられる (2023.01.12)
使い続けたライフスタイル(性格・行動様式)が支障をきたしても、
人はそれを変えようとはしない。
現実を捻じ曲げてでも、
自分は正しいと思い込むのである。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:色のついた眼鏡 = スキーマ (2023.01.11)
ピンク色のレンズの眼鏡をかけている人は、
世界がピンク色だと勘違いしている。
自分が眼鏡をかけていることに気づいていないのだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:性格を規定する3つの価値観 (2023.01.10)
「私は〇〇である」 (自己概念)
「世の中(の人々)は〇〇である」 (スキーマ)
「私は〇〇であらねばならない」 (理想の自己)
性格の根っこには、この3つの価値観がある。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:人=脚本家・彫刻家、人生=その人の作品 (2023.01.09)
ライフスタイル(=性格・行動様式)とは、
人生の設計図であり、
人生という舞台の脚本である。
ライフスタイルが変われば、
人生はガラリと変わるだろう。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:変えられるのは思考と行動です! (2023.01.08)
怒りなどの感情を
コントロールしようとするのは無駄である。
感情は「排泄物」なのだ。
「排泄物」を操作しても何も変わらないだろう。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:自分にも相手にも不誠実 (2023.01.07)
「無意識にやってしまった・・・」
「理性が欲望に負けて・・・」とは、
自分や相手を欺くための「言い訳」でしかない。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:変わることへの不安、恐れ (2023.01.06)
意識と無意識、理性と感情が葛藤する、
というのはウソである。
「わかっているけどできません」とは、
単に「やりたくない」だけなのだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:いかなる行動にも目的がある (2023.01.05)
彼氏に対しては甘えた声で、
配達員に対してはキツイ声で(接する)。
人は、相手と状況に応じて行動を使い分ける。
あらゆる行動には目的があるからだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:大人になり切れない人(ピーターパン症候群) (2023.01.04)
嫉妬でパートナーを動かそうとすれば、
いずれ相手は去っていくだろう。
大人なら理性的に話し合うべきなのだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:感情の幼稚な使い方 (2023.01.03)
子どもは「感情」でしか大人を支配できない。
大人になってからも
感情を使って人を動かそうとするのは幼稚(子ども同然)である。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:感情の利用(目的論) (2023.01.02)
不安だから外出できないのではない。
外出したくないから、不安を作り出しているのだ。
「外出しない」という目的が先にあるのだ。
【今日のアドラーの言葉】 テーマ:感情の利用 (2023.01.01)
感情は、クルマを動かすガソリンのようなもの。
感情に「支配」されるのではなく、「利用」すればよい。
このページは、心理学の3大巨匠 (ジグムント・フロイト/カール・グスタフ・ユング)の一人である、アルフレッド・アドラーが提唱する『アドラー心理学』に特化したページです。アドラー心理学は、後世の有名な心理学者やその理論に多大な影響を与えています。ここではアドラー心理学の本質を表した素晴らしく、かつ含蓄のある言葉をご紹介していきたいと思います。
アドラー心理学は私たちに勇気と希望を与えてくれると同時に、人生の本質は「単純である」という気づきも与えてくれることでしょう。人生を複雑にしているのは、実は私たち自身なのです。アドラー心理学を通して人間を知り、自己理解を深めることによって、これまで複雑に絡み合っていた人生の糸が、まるで魔法でもかけられたかのようにスルスルと解けていくことでしょう。
そのためには理論を勉強するだけでは不十分です。その理論を実践に移す必要があります。つまりアドラーが私たちに残してくれた言葉を日常生活で活かすという実践を経なければ複雑に絡み合った人生の糸を解くことはできません。アドラー心理学(個人心理学)は、『勇気の心理学』、『所有の心理学』、『使用の心理学』とも言われています。さあ勇気をもって今日から、いや今この瞬間から実践していきましょう。